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クラミジアの自然治癒は非常に難しいので治療薬を使用しましょう

性感染症の多くは、初期症状の段階できちんとした治療をすれば非常に早く治すことが可能です。一部分かりにくいものもありますが、たいていは性器や喉などのかゆみ、炎症などがそのシグナルとなっており、自分で検査キットを買うなり医療機関にかかるなりすれば、正確な診断を受けることができます。

しかしながら、性病というのは恥ずかしい、という気持ちが勝ってしまい、なかなか治療を受けることを避けてしまう人が多いものです。性器の周辺を見せなくてはなりませんし、また性行為を行っているパートナーについても質問されることになるでしょう。病気によっては潜伏期間もあり、それほど自覚症状がないため、そのうち治るだろうと放置してしまいがちですが、これは非常に危険なことです。

単なる怪我や炎症であれば自然治癒力で治すこともできますが、性感染症はウイルスや菌が起こしているものなので、放っておいても治ることはまずありません。民間療法もありますが、効き目が安定しませんので、やはり研究の進んでいる治療薬を利用するのがベストです。

日本で最も多くの人がかかっている性病と言われるクラミジアですが、これを治すには抗菌薬が用いられます。ただテトラサイクリン系とニューキノロン系の抗生物質に関しては、胎児への毒性が確認されているため、妊婦の患者に対しては用いられないことがほとんどです。妊娠しており、なおかつクラミジアにかかっているという場合には、慎重に治療薬を選択する必要があるでしょう。

最もメジャーな薬は、マクロライド系の抗生物質であるアジスロマイシンです。男女両方に使うことができるうえ、非常によく効いて症状を改善してくれます。持続性が高いのがポイントで、一回の服用で一週間以上体の中にとどまり、クラミジアの菌を抑えてくれるのです。また初期症状から少し進んでしまい、男性が尿道炎になった場合にはビブラマイシンなどの抗生物質を処方されることが多いでしょう。妊婦の場合、テトラサイクリン系の薬が使えませんのでそれ以外の薬を用いることになります。

薬をやみくもに飲むのではなく、まず検査キットや病院でしっかりとクラミジアの検査を行い、細菌が検出されたら抗生物質を服用し始めるのが良いでしょう。治療期間の目安はおよそ一か月とされており、その間なるべくアルコールは控える方が良いとされています。アルコールを飲みすぎると血行が促進され、薬が分解されてしまうからです。治療後には再び粘膜などを検査し、細菌がいなくなっていることを確認しましょう。