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クラミジアに感染すると男女でそれぞれ異なる症状が表れます

男性を診る医者

クラミジアは性感染症の中でも非常に感染率が高く、誰でもかかる可能性のある病気です。そのため、どのような症状が出るかということを詳しく知って、きちんとした対策をとることが求められます。クラミジアは、男女で症状の出方が大きく異なる病気ですので、しっかりとそれぞれの病状を知っておきましょう。

まずは、男性についてです。男性の場合、クラミジア菌は性器の周辺に付着することが多く、初期の段階では尿道の周りや睾丸の周辺にかゆみなどが発生します。膿が出る場合もありますが、淋病などと違ってあまり濃くない為、気付かないケースもあるでしょう。この状態を放置しておくと、菌が尿道から奥に入り込みさらに深い部分に住み着くことになります。

尿道の奥の方には前立腺などがあり、抗生物質がなかなか届きにくい部位なため、症状が重症化しやすいのです。前立腺炎などを引き起こしますが、ここでの治療を行わないとさらに奥の睾丸などに菌が感染してしまうでしょう。睾丸や副睾丸が炎症を起こすと、最悪の場合不妊になってしまうケースもありえます。男性の場合、比較的症状に気づくのは早いため、なるべく医療機関にかかるか自分自身で医薬品を個人輸入し、しっかりと使用することが大切です。早い段階で薬を使えば、短い期間で治すこともできるため、普段から自分の体の調子には気をつけておきましょう。

一方、女性の場合クラミジアはまた別の症状を引き起こします。最初のうち、菌は男性と同じように性器の表面にとどまっていますが、そのうち内部に侵入してくるのです。男性であれば尿道は痛みを感じやすく、排尿の時などに病気だと分かるのですが、女性の場合そうではありません。膣の奥の方、子宮の入り口の辺りは非常に鈍感な部分であり、大きな炎症が起こってもなかなか気づきにくいのです。そのため治療が遅れることも多く、菌がさらに内部へと侵入し子宮内膜炎や卵管炎、それに腹膜炎など大きな病気を引き起こすことになります。

特に卵管炎になってしまうと、ひどい場合には不妊の原因になったりもしますので、注意が必要です。また腹膜炎を放置しておくと肝臓などに転移して炎症を起こすこともありますので、痛みや違和感を覚えたら、なるべく早くに対処する必要があるでしょう。女性の場合も医療機関にかかるのはもちろんのこと、個人輸入の医薬品などで自分で対処することも可能です。男性と同じで初期の症状であればかなり短い治療期間で治すことができるため、自分の体の状況に留意しておくことが重要になります。